研究課題
挑戦的萌芽研究
妊娠17日目の2.9%イソフルラン1時間の曝露は、出生1週間後の脳海馬BDNF発現量に影響を与え、生後8-9週間後に行った空間認知学習機能を低下させ、海馬でのシナプトフィジン免疫染色性を低下させた。さらに妊娠中の高濃度吸入麻酔薬曝露は出生したマウスのさらにNKCC/KCC2mRNA比はイソフルラン曝露で50%酸素曝露に比べて増加し、セボフルラン曝露で減少していた。これらの結果はGABA受容体の未熟脳から成熟脳へのスイッチに影響を与えている可能性が示唆された。
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