研究課題
挑戦的萌芽研究
生活習慣の欧米化や晩婚化に伴い妊娠糖尿病は増加しており、適正な対策が必要となる。本研究により、妊娠の維持に重要なエストロゲンの中枢作用が、マウスでのインスリン作用と糖代謝の調節に重要なことが明らかとなった。また、リピッドホスファターゼSHIP2は、視床下部でのインスリン作用を特異的に制御することで、摂食と肥満に関わる。そこで、ligand-based drug designの手法により新規SHIP2阻害化合物をデザインし、合成して得られた候補化合物の中から、効果的にインスリン抵抗性病態での糖代謝を改善する新規SHIP2阻害化合物を見出し、今後の治療応用の可能性を示した。
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http://www.pha.u-toyama.ac.jp/clinphar/index-j.html