研究課題
挑戦的萌芽研究
ヒト卵巣癌細胞株を用いて、 Hoechst33342 による SP (Side population)分画の分離を行い、複数個の細胞株で SP 分画を認める細胞株を同定した。さらにこれらの細胞株の SP 分画と MP分画の細胞群の比較遺伝子発現マイクロアレイ解析を行い、発現差を認めた遺伝子群から免疫関連遺伝子群を抽出した。次に、卵巣癌臨床検体を用いた発現マイクロアレイを用いて、上記の遺伝子群への関わりの強さについて数値化した結果、再発や予後不良となる傾向を認めた。以上から、癌幹細胞は免疫を抑制しながら増殖している可能性が示された。
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