研究課題
平成24年度は、羊水塞栓症3症例および対照として他疾患1症例の肺組織ホルマリン固定パラフィンブロック(FFPE)を使用して検討した。東レのマイクロRNAアレイキットを用いて検討中である。
3: やや遅れている
組織ホルマリン固定パラフィンブロック(FFPE)からの良質なRNAの回収が予想以上に困難であり、基準を満たさない症例から抽出したRNAも実験に使用している。
症例数を少しでも増やし、良質なRNAを採取する予定である。
症例数を増やした後にRNAの回収方法を改良し、精度を上げ、miRNAの網羅的解析にもってく予定である。次年度は最終年度にあたる。羊水塞栓症例、および対照症例の肺組織におけるマイクロRNAの網羅的発現解析を完成させる。その中で、羊水塞栓症例に特異的に増加、および減少しているマイクロRNAを抽出し、その意義を検討する。
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