研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究ではマウス角膜移植モデルを用い、制御性樹状細胞の抑制効果について検討した。制御性樹状細胞を BALB/c レシピエントマウスに移入した後、角膜移植を行い、移植片拒絶反応を移植後 8 週目まで細隙灯顕微鏡で観察した。移植後 8 週目の移植片生着率は無処置マウスが 33%であったのに対し、ドナー由来制御性樹状細胞を移入したマウスでは83%と拒絶反応が抑制されていた。 今後は、角膜内に制御性樹状細胞を増加させ拒絶反応を抑制できるシステムの開発をさらに進めていく予定である。
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Cornea
巻: 32(5) ページ: 615-8
Doi:10.1097/ICO.0b013e318259c970
Clinical Ophthalmology
巻: (in press)