研究課題
挑戦的萌芽研究
ヒト歯髄幹細胞無血清上清をラット脊髄損傷モデルへ持続投与した結果、「炎症・免疫制御」「ミエリン脱髄抑制」「神経軸索伸長促進」「神経系細胞のアポトーシス抑制」効果により、下肢運動機能が著しく改善した。歯髄幹細胞培養上清中には約 80 種類の液性因子群が含有しており、In vitro解析において初代培養神経細胞の神経突起伸長効果、初代培養ミクログリアにおける抗炎症型への転換効果が認められた。本研究により、ヒト歯髄幹細胞由来液性因子群は脊髄損傷などの中枢神経系疾患への治療有用性が高いことが示唆された。
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Stroke
巻: Vol.44, No.2 ページ: 551-554
The Journal of Clinical Investigation
巻: Vol.122, No.1 ページ: 80-90