研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では,人工歯根埋入が困難な低骨量患者への対策として,「高振動数かつ低振幅の微小振動をマウスピース型の加振装置によって顎骨に付与し,骨増強を図る」という手法の開発を目的として実験を行った.ラット切歯を対象として加振した結果,加振の効果を最大にすると思われる共振点を見出すには至らなかったが,高振動数(数十Hz)かつ低振幅(数十~百μm)の加振が顎骨内の物質輸送,骨細胞によるNO産生,歯牙抜去後の骨再生を促進することが明らかになった.
すべて 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (7件) 備考 (1件)
Journal of Biomechanical Engineering
巻: Vol.134, No.9 ページ: 091001
Nature Medicine
巻: Vol.17 ページ: 1231-1234
http://www.mech.kyushu-u.ac.jp/~hmt/HMT_lb.html