本研究では、調査協力者8名について、ベースラインと5つの測定条件(乾燥タオル、蒸気布、蒸しタオル、ミニパック、絞りタオルのデータを測定した。 測定項目は、基本属性、生理指標、皮膚反応(皮膚温、皮膚表面湿度)、皮膚表面の可視映像、体性感覚(脳波)、主観評価の10件のSD法および自由記述であった。 その結果は、私たちが開発した蒸気布が、皮膚水分の短い気化時間、爽快さの認知、違和感のない清拭感覚の特徴があった。そして、体性感覚は有意なリラクゼーション効果があった。これは、開発した蒸気布が特別な効果をもつことを立証した。研究は香川大学倫理委員会の承認をえた。
|