研究課題
本研究の目的は、ムヒンビリ健康科学大学にタンザニア国内初となる助産学修士課程を立ち上げることである。初年度は、助産教育カリキュラムを共同作成した。二年目は、タンザニアの臨床助産師や大学教員を対象にした実践と研究との連携の重要性についてのセミナーを開催して、参加者からの教育や研究に対するニーズを把握した。そして三年目は、大学院進学予定者からの学ぶことへのニーズを聞き取る調査を行った。個人面接とグループ面接を通じて16名の大学院での教育を希望する志願予定者の声を聞いた。その結果、タンザニア母子保健状況の改善への希求、知識は力なりという思い、学びに終わりはない、高等教育への障壁などが、主な内容として語られた。多くの助産師が、継続教育や高等教育に関心を寄せ、学びへの大きなニーズを持っていた。
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