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2012 年度 実施状況報告書

若者の足のトラブル“巻き爪”のタイプとタイプ別ケアの確立

研究課題

研究課題/領域番号 23660027
研究機関佐久大学

研究代表者

三石 清子  佐久大学, 看護学部, 助教 (70588186)

キーワード巻き爪 / 若者
研究概要

本研究の目的は、若者の「巻き爪」のタイプとタイプ別のケア方法の特定をすることである。この目的を達成するために前半で、若者の「巻き爪」のタイプを特定し、後半で、タイプ別のケア方法の確立を目標にしている。初年度の平成23年度は①足爪トラブルに原因およびケアに関する文献検討、②フットケア学術集会および各種フットケア研修会に参加し、医師および専門技術者のフットケアに関する最新技術と、足爪トラブルと靴との関連性についての現状を情報集し、の③若者への「巻き爪」調査の計画を行った。
平成24年度は、①平成23年度の情報収集をもとに、調査対象者に使用するフットチェックシートを作成した。主な調査項目、対象者の属性・足型・加重異常・足囲足長測定・角質トラブル・爪トラブル・巻き爪の種類・靴の種類およびサイズ等であった。②このフットチェックシートを使用し、「若い女性の足爪トラブル要因に関する調査」計画書に沿って、18歳~30最未満の事務職員および女子大学生86名の足の実態調査を行った。③フットケアの先進国であるドイツ研修に参加し、ドイツにおけるフットケアの最新技術の見学および技術演習を通し、研究対象者の足爪トラブルに対するケア方法を考察する機会とした。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

事務職員を対象とした企業での調査では、調査を実施する企業の選定に困難な状況もあったが、調査を依頼した企業から研究調査計画に対し好意的に同意を得ることができ、フットチェックシートを使用し足爪の調査の実施が可能となった。また女子大学生を対象とした調査では、調査協力者を公募し企業での調査と同様にスムーズに調査を行うことができた。

今後の研究の推進方策

平成24年度に実施した事務職員および女子大学生86名のデータ解析と、調査結果にもとづき、足爪トラブルのタイプ別ケア方法案を作成し、医師および専門技術者等と検討を重ねる。

次年度の研究費の使用計画

①調査結果分析、ケア方法検討会議等に伴う旅費および謝金、交通費
②専門知識および技術の情報収集のための学会、研修会参加費
③ケア方法案作成のためのフットケア物品材料費

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2013

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] 長野県東信地域の通所施設における高齢者の足のトラブルに関する実態調査2013

    • 著者名/発表者名
      三石清子
    • 雑誌名

      佐久大学看護研究雑誌

      巻: 5 ページ: 21.29

    • 査読あり

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公開日: 2014-07-24  

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