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2013 年度 実施状況報告書

高齢者ニーズと根拠に基づく参加型「ロコモ」対策体操の創生

研究課題

研究課題/領域番号 23660050
研究機関豊橋創造大学

研究代表者

中野 厚子  豊橋創造大学, 保健医療学部, 助教 (80550251)

キーワードロコモティブシンドローム / 健康寿命 / 予防対策 / ご当地体操 / 参加型 / 高齢者 / 身体バランス
研究概要

メタボに比べ人々に認識のないロコモティブシンドローム(以下「ロコモ」と略す。)をまず、知ってもらう為、ロコモアドバイスドクターを招き公開講座を開催した。その中で栄養、運動についても取り上げ、また、骨密度等実際に測定していただくことで、40歳代から始まる「ロコモ」予備軍の予防対策の必要性を身近に感じていただくことと研究協力者を得ることを目的とした。公開講座には、254名の参加があり、163名の研究協力の意志表示を得ることができた。説明会を実施し、48名の協力者を得ることができた。年代的には、50歳代から80歳代であった。
ご当地体操とする為に「新・豊橋とんとん唄ええじゃないかver.」に研究代表者が振付をおこなった。身体のバランスを維持し、動きがスムーズにできるような動きを取り入れるように努めた。その後試作体操に関する検討会を実施し、協力者の意見を取り入れるようにした。体操に関する資料としてDVDと身体の動きを写真で説明した資料を作成配布した。
体操実施期間を3カ月に短縮し、体操前後の身体・運動測定や定期的に定例会を開催して協力者への体操指導や感想、意見交換を実施した。協力者からの意見としては、積極的な体操への取り組み姿勢や体操を継続する中での変化を意見交換することができた。客観的データで有効なものは、24名となったが、現在データ解析に取り掛かっている。協力者からは、市中にこの「ロコモ」対策を広める時の協力の申し出や隣近所で体操をしているなどの情報がある。研究協力者に対して5月31日に体操の効果について発表する計画である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

当初の研究協力者からの変更を余儀なくされ、研究協力者決定までに時間がかかってしまった。体操実施期間を3ケ月に短縮しデータを収集することができた。現在、体力測定などのデータ処理中である。結果をまとめる段階に入っている。

今後の研究の推進方策

5月31日に研究協力者に身体測定・体力測定の結果を基に体操の効果について発表する予定である。また、7月に東海公衆衛生学会において発表をする計画で手続きを行っている。体操の発表は、10月に豊橋市で開催されるとよはしまつりで実施する予定である。

次年度の研究費の使用計画

現在、身体測定・体力測定で得たデータ処理中である。データ処理に係る人件費や発表に関する費用の支出をしていない為に発生している。
データ処理に関する人件費及び学会発表等に関する費用を支出する予定である。

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公開日: 2015-05-28  

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