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2013 年度 実績報告書

成人の運動習慣を継続するための支援モデルの開発

研究課題

研究課題/領域番号 23660051
研究機関関西医療大学

研究代表者

石野 レイ子  関西医療大学, 看護学部, 教授 (60321220)

研究分担者 矢部 絵里奈 (火村 絵里奈)  関西医療大学, 看護学部, 助手 (90625881)
兒嶋 章仁  関西医療大学, 看護学部, 助手 (10617591)
岩井 惠子  関西医療大学, 看護学部, 教授 (60342234)
伊井 みず穂  関西医療大学, 看護学部, 助手 (20583925)
吉田 宗平  関西医療大学, 保健医療学部, 教授 (30166954)
五十嵐 純  関西医療大学, 保健医療学部, 准教授 (60193166)
相澤 慎太  関西医療大学, 保健医療学部, 講師 (60531259)
キーワード成人 / 運動習慣 / 継続要因
研究概要

生活習慣病予防対策として、運動習慣の継続を普及啓発するために、国民自らが運動の必要性を理解し、主体的に行動変容ができるような運動習慣の継続要因を明らかにして、運動支援モデルを検討することが目的である。平成23年度は、研究の全体像と計画内容を立案し、倫理審査受審、運動プログラム「ここからはじめるトレーニング」略して「ここトレ」の成果を評価するための機器選定、参加者の募集、説明等を行った。2年目は月1回の「ここトレ」の実践と、「ここトレ」運動プログラムの開始前、3ヶ月後、6ヶ月後12か月後のここトレ実践による成果を測定・評価した。測定・評価の内容は、運動習慣の継続要因と考えられる心理的支援(説明会でのオリエンテーション、セルフプロモーション整復学科教員と学生による運動指導90分とミニレクチャー30分)、行動変容(活動量計による歩数とEXの変動)、生理的変化(BMI、TC、HDL、LDL、TG、内臓脂肪面積と皮下脂肪面積)、「ここトレ」参加に関する生活習慣や参加することの認識の変化の4側面から構成した。H25年度の3年目は、ここトレ実践の結果についてデータ処理・分析を行った。ここトレに参加した結果、歩数とEXが増加し、皮下脂肪面積の減少がみられた。また、ここトレ参加者の熱意により3年目においても希望者を対象に「ここトレ」を1年間継続し、歩数とEXのデータ収集を継続したが、有意な増加は見られなかった。また、ここトレ参加1年後の運動継続の状況と継続要因の認識について郵送で調査した結果、ここトレ終了後意識して運動や散歩を継続している、参加したことが運動するきっかけになった、運動継続のための啓蒙活動の必要性を認識していることが明らかになった。しかし、60歳以上の高齢者に比較して、仕事・家事・育児・介護等が忙しく時間や余裕がない世代にとっては継続が容易ではない事が示唆された。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] Consideration of the support program for keeping on physical activity for adults

    • 著者名/発表者名
      Reiko Ishino 、Keiko Iwai、Mizuho Ii、Erina Yabe、Akihito kojima
    • 学会等名
      ICN 25th, Melbourne,2013.5
    • 発表場所
      Melbourn
  • [学会発表] 成人の運動習慣を継続するための支援プログラムの検討―支援プログラム参加者の事前調査と3ヶ月後の評価―

    • 著者名/発表者名
      石野レイ子、伊井みず穂、兒嶋章仁、岩井恵子
    • 学会等名
      第33回日本看護科学学会学術集会、大阪、2013.12.6
    • 発表場所
      大阪
  • [学会発表] 成人の運動習慣を継続するための支援プログラムの検討「支援プログラム参加者の認識のp分析」

    • 著者名/発表者名
      石野レイ子、伊井みず穂、兒嶋章仁、岩井恵子、相澤慎太
    • 学会等名
      第8回日本慢性看護学会学術集会
    • 発表場所
      福岡久留米

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公開日: 2015-05-28   更新日: 2015-06-16  

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