研究課題/領域番号 |
23660053
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研究機関 | 京都市立看護短期大学 |
研究代表者 |
山本 多香子 京都市立看護短期大学, その他部局等, 准教授 (50442257)
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研究分担者 |
田村 葉子 京都市立看護短期大学, その他部局等, 講師 (40518966)
山田 豊子 京都市立看護短期大学, その他部局等, 教授 (40321054)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2014-03-31
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キーワード | 人工股関節再置換術患者 / 高齢者 / 生活状況 / Quality life / 活動量 / 実態調査 |
研究概要 |
平成23年度の研究目的は、再置換術と初回人工股関節置換術の過去5年間における年度別・年齢別手術件数の推移を明らかにし、再置換術患者と初回人工股関節置換術高齢(65歳以上)患者の手術前・退院後3か月・退院後6か月・退院後1年における生活状況を明らかにするということである。これに対して、電子カルテにて再置換術と初回人工股関節置換術の過去5年間における年度別・年齢別手術件数の推移を明らかし、再置換術患者と初回人工股関節置換術患者に、手術前・退院後3か月・退院後6か月・退院後1年において生活状況をインタビューするように進めていた。しかし、再置換術患者の生活習慣・住居生活環境や術前・退院後のBMI・疼痛・投薬内容について明確になっておらず、幅広い視点から再置換術患者の実態を比較検討するには、まずは第1段階として、過去5年間における年度別・年齢別手術件数の推移を把握するのみならず、退院後の期間を限定せずに、再置換術患者・65歳以上初回人工股関節置換術患者・両側人工関節置換術患者・65歳未満初回人工股関節置換術患者に調査の対象を広げて、データ収集を検討する必要があった。その結果、申請の計画を見直し、調査の計画・調査を行う施設への調整(倫理委員会への申請)を行った。1月中旬には、調査用紙を用いて調査協力者に生活習慣・住居環境に関する聞き取りを行い、術前・退院後のBMI、疼痛、投薬内容をカルテより収集を開始した段階である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
平成23年度の研究目的は、再置換術と初回人工股関節置換術の過去5年間における年度別・年齢別手術件数の推移を明らかにし、再置換術患者と初回人工股関節置換術高齢(65歳以上)患者の手術前・退院後3か月・退院後6か月・退院後1年における生活状況を明らかにするということであったが、申請の計画を見直し、調査の計画・調査を行う施設への調整(倫理委員会への申請)を行い、1月中旬から、調査用紙を用いて調査協力者に生活習慣・住居環境に関する聞き取りを行い、術前・退院後のBMI、疼痛、投薬内容をカルテより収集を開始した段階であるため。
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今後の研究の推進方策 |
平成24年度は、平成23年度の調査用紙を用いて調査協力者に生活習慣・住居環境に関する聞き取りを行い、術前・退院後のBMI、疼痛、投薬内容をカルテよりデータ収集を引き続いて行う。さらに再置換術患者、初回人工股関節置換術高齢(65歳以上)、両側人工股関節置換術患者、65歳未満初回人工股関節置換術患者にインタビュー・活動量測定・QOL尺度測定を進めていく予定である。
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次年度の研究費の使用計画 |
調査対象が当初計画していた再置換術・初回人工股関節置換術患者以外に、両側人工股関節置換術患者・65歳未満初回人工股関節置換術患者を調査対象としたため、生活習慣記録機(Lifecorder GS;株式会社スズケン)の台数を増やす必要がある。
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