現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
昨年度(初年度)の研究においては,体組織液・爪・毛髪より夫々,ストレス関連ホルモンであるコルチゾール,DHEA,DHEA-S,テストステロンの定量プロトコルを確立することができた.特にテストステロンについては各検体においても世界初の成果であり,またDHEA,DHEA-Sについても毛髪・体組織液においては世界初の成果である.さらに,コルチゾールの定量プロトコルにおいては,従来は,毛髪が数百本以上必要であったが,これを大幅に改善し,10本程度でも定量可能となる手法を開発した.また,体組織液と唾液より定量した起床時のコルチゾール分泌反応において,統計的に有意な(p<0.01)相関関係を見出した.
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