• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2012 年度 研究成果報告書

皮質樹状突起活動による感覚・運動情報の符号化の神経基盤

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 23680043
研究種目

若手研究(A)

配分区分補助金
研究分野 融合基盤脳科学
研究機関独立行政法人理化学研究所

研究代表者

村山 正宜  独立行政法人理化学研究所, 行動神経生理学研究チーム, チームリーダー (30578901)

研究期間 (年度) 2011 – 2012
キーワード新皮質 / 体性感覚 / 知覚 / 樹状突起 / カルシウムイメージング
研究概要

本研究の目的は、生きたマウス脳における樹状突起活動の動作原理を解明することである。この目的のため、我々は高速に3次元でスキャンできる2光子顕微鏡を構築し、これにオプトジェネティクス法、局所薬理法とを組み合わせ、感覚野における5 層錐体細胞の樹状突起活動を記録した。その結果、麻酔下におけるマウスの体性感覚野-後肢領域の樹状突起は、後肢または高次運動野への電気刺激でそれぞれ応答が観察された。この樹状突起活動はマウスが覚醒したときに有意に増大し、さらに、この増強は高次運動野へのTTX投与で減弱することを見出した。これらの結果は、覚醒時における感覚野における樹状突起活動は、高次運動野からの入力により腑活化されている事を示す。

  • 研究成果

    (7件)

すべて 2013 2012

すべて 学会発表 (6件) 産業財産権 (1件) (うち外国 1件)

  • [学会発表] 高次運動野の入力が体性感覚野と動物行動に与える影響2013

    • 著者名/発表者名
      村山正宜
    • 学会等名
      光の、光による、光のための蛋白質科学
    • 発表場所
      大阪、大阪大学 蛋白質研究所
    • 年月日
      2013-04-21
  • [学会発表] in vivoマウス脳における皮質間の相互連絡2013

    • 著者名/発表者名
      真仁田聡、その他、村山正宜
    • 学会等名
      日本生理学大会
    • 発表場所
      東京
    • 年月日
      2013-03-27
  • [学会発表] 現実およびバーチャルリアリティ空間におけるマウスの肢刺激を手掛かりとした弁別課題の確立2012

    • 著者名/発表者名
      本間千尋、その他、村山正宜
    • 学会等名
      計測自動制御学会 システム・情報部門学術講演会
    • 発表場所
      愛知
    • 年月日
      2012-11-21
  • [学会発表] in vivo マウス脳における単一神経細胞樹状突起からのカルシウムイメージング2012

    • 著者名/発表者名
      真仁田聡、村山正宜
    • 学会等名
      北米神経科学大会
    • 発表場所
      アメリカ ニューオリンズ
    • 年月日
      2012-10-15
  • [学会発表] 現実および仮想現実空間におけるマウスの肢刺激を手掛かりとした弁別課題の確立2012

    • 著者名/発表者名
      本間千尋、その他、村山正宜
    • 学会等名
      日本神経科学大会
    • 発表場所
      愛知
    • 年月日
      2012-09-19
  • [学会発表] マウスの肢刺激を手掛かりとした弁別課題の確立2012

    • 著者名/発表者名
      本間千尋、山田一之、村山正宜
    • 学会等名
      日本生理学大会
    • 発表場所
      長野
    • 年月日
      2012-03-31
  • [産業財産権] 小動物用実験装置、小動物用実験方法(マウス用可変触覚刺激提示機構付き回転かご実験装置)2013

    • 発明者名
      村山正宜(連絡発明者)、山田一之、本間千尋
    • 権利者名
      独立行政法人理化学研究所
    • 産業財産権番号
      特許法第30条台2 項,特願2013-004053
    • 出願年月日
      2013-01-11
    • 外国

URL: 

公開日: 2014-08-29  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi