研究課題
若手研究(A)
神経細胞の分散培養系を対象として,1.8 mm角の計測領域に,11,011個の電極を有するCMOSアレイにより,培養神経ネットワークの形状と活動の関係を調べた.軸索に沿って伝播する活動電位の速度は,細胞内で大きくばらついており,軸索が太い部分では速く,細い部分では遅かった.また,ネットワークが成熟した後でも,発火頻度の低い神経細胞は活発に移動していることがわかった.さらに,軸索刺激に対する神経活動パターンから,ネットワークの機能結合を可視化し,ネットワークの可塑性を定量化する手法を確立した.
すべて 2014 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (1件) 備考 (1件)
電気学会論文誌C電子情報システム部門誌
巻: 134 (3) ページ: 338-344
10.1541/ieejeiss.134.338
Nature Communications 4: Art
巻: No. 2181 ページ: 12
10.1038/ncomms3181
Biosystems
巻: 107 (2) ページ: 106-112
10.1016/j.biosystems.2011.10.002
http://www.brain.rcast.u-tokyo.ac.jp/~takahashi/