研究課題
若手研究(A)
難治性癌(膵臓癌、脳腫瘍など)で高発現しているトランスフェリン受容体、IL-4受容体、Neuropilin-1、Her2を標的としたペプチドおよび細胞膜崩壊型lyticペプチドを組み合わせた、各種ハイブリッドペプチドを設計した。これらハイブリッドペプチドは、効果的な殺細胞効果および抗腫瘍効果を発揮すること、また、分子標的抗癌剤(trastuzumab、lapatinib)耐性癌細胞株に対しても効果的であることが確認された。以上の結果から、本研究で新たに設計されたハイブリッドペプチドは、これら標的受容体を高発現している癌に対する新たな抗癌標的治療薬候補の一つとなることが期待される。
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