研究課題
作業者の動作を定量的に測定する方法と光源の特性と検出率の関係について検討することが目的であった。①作業者の動作については、作業動作、検査対象物の持ち方と動かし方、作業中の姿勢と眼球運動を正確に測定し、相互の関係が欠点検出に及ぼす影響について検討した。②光源の特性については、光源の種類と検出率との関係、光源の色については演色性と検出率との関係を実際の熟練作業者に主観調査するとともに、実験室での定量的評価を実施した。
2: おおむね順調に進展している
実際の製造現場におけるデータ収集と並行し、実験室での定量を評価を行っており、おおむね順調に進捗しており、現在までの結果によって、熟練作業者の技能や作業特性に関して、今後さらに検討を深化させることが可能な状態となっている。
これまでの熟練作業者の技能や特性は、製造現場における経験的・主観的な意見が含まれるが、これまでの研究結果と符合する部分も多くある。それらを実験室において、定量的・科学的に評価し、熟練作業者の技能や特性について、明らかにしたい。
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人間工学
巻: Vol.48, No.4 ページ: 163-169
バイオメカニズム学会誌
巻: Vol.36,No.4 ページ: 234-240