• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2014 年度 実績報告書

文理解中の修正機能メカニズムの解明

研究課題

研究課題/領域番号 23682005
研究機関東北大学

研究代表者

高橋 慶  東北大学, 国際文化研究科, GSICSフェロー (10547293)

研究期間 (年度) 2011-04-01 – 2016-03-31
キーワード理論言語学 / 心理言語学 / 認知心理学
研究実績の概要

本研究の目的は、日常生活上のコミュニケーションにおいて誤用(言い間違い)があった場合、その情報をどのように適切な情報に修正するのか、そのメカニズムを解明することであった。
本年度は、心理実験により、誤りのある語(例:「ゆうばんびんごう」、正しくは「ゆうびんばんごう」)、誤りのある語が含まれる文(例:「健は"ゆうばんびんごう"を書き忘れた」、正しくは「健は"ゆうびんばんごう"を書き忘れた」)をそれぞれ呈示した際の正誤判断、及び反応時間を測定した。文については文節呈示で誤りのある語を読んだ時点での反応時間の測定であった。
その結果、正答率については語と文で有意な差はなかったが、反応時間については文の方が有意に長かった。
本結果は、文の処理は語に比べ、統語処理を行わなければいけないために短期的記憶に負荷が掛かり、誤り語の処理時間に時間を要したと考えられる。また、誤った言語情報は文を最後まで理解した後に修正されるのではなく、寧ろリアルタイムに修正されていることが示唆される。

現在までの達成度 (段落)

27年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

27年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2014

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 「脳内での言語と運動の予測処理の関係」2014

    • 著者名/発表者名
      高橋 慶、横山 悟、吉本 啓、川島 隆太
    • 学会等名
      日本認知科学会第31回大会
    • 発表場所
      名古屋大学
    • 年月日
      2014-09-18 – 2014-09-20

URL: 

公開日: 2018-01-16  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi