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2014 年度 研究成果報告書

モンゴルにおける製鉄の伝播と地域的・社会的適応の実証的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 23682010
研究種目

若手研究(A)

配分区分補助金
研究分野 考古学
研究機関愛媛大学

研究代表者

笹田 朋孝  愛媛大学, 法文学部, 准教授 (90508764)

研究協力者 Ch. アマルトゥブシン  モンゴル科学アカデミー考古学研究所
G. エレグゼン  モンゴル科学アカデミー考古学研究所
L. イシツェレン  モンゴル科学アカデミー考古学研究所
研究期間 (年度) 2011-04-01 – 2015-03-31
キーワード考古学 / モンゴル / 製鉄 / 匈奴
研究成果の概要

モンゴル国内で初めてとなる製鉄遺跡の発見に成功し、ホスティン・ボラグ遺跡の発掘調査を実施した。遺跡から出土した土器や木炭の放射性炭素年代(紀元前2世紀~紀元後1世紀)からこの遺跡は匈奴のものである。スラグの分析結果などからこの製鉄技術は同時代の中国とは大きく異なっており、南シベリアなどと類似していることから、草原を西から伝わってきた製鉄技術である。これまで匈奴は製鉄技術を持たないとされてきたが、おそくとも紀元前1世紀のモンゴル草原では、匈奴が遊牧国家として独自の製鉄技術を保有し、システマティックに鉄器を生産していたことが明らかになった。

自由記述の分野

考古学

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公開日: 2016-06-03  

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