研究課題
若手研究(A)
経済的な満足を得る状況で主観的満足度を報告させる実験課題を作成し, 被験者の行動および脳活動を機能的磁気共鳴画像法 (fMRI) によって測定した。さらに、各被験者において、経済学的属性(収入, 危険回避度, 双曲性, 符号効果)を調べるためのアンケートを実施した。これらのデータを解析し、被験者個人内での経済的な満足を得る状況で活動する脳部位を同定した。
3: やや遅れている
実験設備の確保ができず、実験の実施が遅れたことと、最初の段階でデータ解析の結果, 予想した結果が得られなかったため、実験課題の改良を行い実験を行ったため、予定よりもやや遅れている。
平成23、24年度に収集した経済学的属性、社会的属性、生物学的属性といった個人属性を説明変数として, 経済的な主観的満足度と脳活動関係との関係を被験者間で明らかにする。さらに、生物学的属性を人為的に操作した状態において, 「主観的効用」の予測と, 実際の行動の変化を比較するための実験パラダイムの開発を行う。
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