研究課題
若手研究(A)
本研究は日本にマイクロファイナンスを導入する可能性を検討するため、アメリカ、イギリス、韓国におけるマイクロファイナンスの意義と課題を明らかにすることを目的とした。研究の結果、移民・難民の金融包摂に役立っていること、利用者に対する融資に加えて経営支援が重要であること、政府はマイクロファイナンスに対する支援策を安定的に続けるのが望ましいこと、などの点が明らかになった。海外の事例を参考にしながら、日本でマイクロファイナンスを成長させる方向性を検討する必要がある。
ソーシャル・ファイナンス論