研究課題
若手研究(A)
核力に存在する短距離での斥力芯の起源を解明するために、我々はシグマ陽子弾性散乱実験を計画している。この実験では、高強度のビームを使用し、大量のシグマ粒子を生成し、更に散乱された陽子を大きな立体角を持つ散乱陽子検出システムで検出する。この実験で中心的な役割を果たす検出器の開発を中心的に行った。まずビームラインに設置したファイバー検出器によって、従来の10倍以上のビーム強度である6MHzでの実験を可能にすることが出来た。また円筒形ファイバー検出器とBGO検出器からなる散乱陽子検出器システムのプロトタイプを製作し、陽子陽子散乱実験を行い、散乱事象の同定能力等、十分な性能を確認することが出来た。
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