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金属超伝導やヘリウム超流動で見られる二流体現象を冷却フェルミ原子系で研究する為、リチウム6原子とリチウム7原子の同時レーザー冷却システムを開発した。両原子は30秒で1億個磁気光学によって集められた。200Wの高強度レーザーを用いる事により、冷却原子を磁気光学トラップから光トラップへ5%の効率で移行できた。蒸発冷却後、10万個のフェルミ原子がT/TF=0.05程度まで冷却され、超流動転移が確認された。さらに、リチウム7原子を温度計として光トラップに混ぜる事により、相互作用しているリチウム6原子の温度をBCS極限で測定した。これにより二流体現象を研究する準備が整った。
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