研究課題
若手研究(A)
ベンゼン環が直鎖状に縮合した芳香族化合物は、一般にアセンと呼ばれる。合理的な合成ルートは、オリゴアセンキノンを前駆体としてキノン部位に置換基を導入して還元する方法である。世界最大のオリゴアセンキノンであるノナセンキノン(ベンゼン環9個)の合成に成功し、これとアニリンの脱水縮合によってキノンジイミンを得た。ヒドラジンで還元反応を試み、1100 nmあたりまで伸びた吸収スペクトルを得た。これとは別に、ペンタセン2量体の合成にも成功した。世界でも3例目、結晶構造が得られたのは2例目である。電荷輸送能が期待できる。
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http://mswebs.naist.jp/LABs/env_photo_greenmat/Yamada_Research_Group/index.html