研究課題
若手研究(A)
本研究では、有機トランジスタにおける電荷輸送機構における分子揺らぎの影響を調べるため、種々の材料、圧力印加下のHall効果測定を実施した。結果、n型材料を含む種々の材料においてHall効果測定に基づく伝導機構の議論が可能となった。圧力印可の実験では、分子間の重なり積分値を増大と、分子揺らぎの抑制によって、電荷伝導機構がバンド伝導に近づくという結果も得られた。更に、本研究で得られた結晶中での分子揺らぎが小さい分子骨格を選択するという設計指針の元、新しい材料が合成され、実際に16cm2/Vsもの高移動度を示す材料が得られ、本研究によって得られた知見が非常に有用である事が実際に証明された。
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