研究課題
若手研究(A)
太陽光を太陽電池・水分解光触媒・人工光合成系により電力・水素・炭化水素に変換する際,系に特有な閾値エネルギーより低エネルギーの光子(閾値波長より長波長の光)は利用されず,エネルギー損失となって変換効率を制限する要因となっている.この捨てられている未利用エネルギーを利用可能にするのが光アップコンバージョン(UC)である.本研究ではエネルギー輸送分子の運動媒体にイオン液体を使用し先行研究の問題を解決したが,さらなるUC効率の向上には分子間エネルギー移動のキネティクス解明が必須である.本研究はこの点について研究を行い従来知られていなかった多くの知見を獲得,今後のUC効率向上に有用な指針を得た.
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Proceedings of the 15th International Heat Transfer Conference (IHTC Digital Library, Begell House)
巻: (掲載決定)
Journal of Physical Chemistry B
巻: vol. 117 ページ: 5180-5187
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http://www.es.mes.titech.ac.jp/index.html