研究課題
若手研究(A)
太陽電池は，光電変換材料において光を吸収し，キャリアを発生させることで，光を電気エネルギーへ変換するデバイスであり，いかに光の捕獲・吸収を効率よく行うかが，重要なポイントである．本研究では，フォトニックバンドによる光モードの制御が可能なフォトニック結晶の共振モード効果と材料との相互作用を最大化するための基本原理に関して理論検討を行い，フォトニック結晶による共振効果と材料で決まる吸収効果の整合をとると，光と材料との効率的な相互作用が生じ，吸収効果が増大するという原理をフォトニック結晶 光電変換素子を作製することで実証するとともに，太陽電池応用へ向けた広帯域動作のための設計指針を得た．
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