ハードディスクドライブにて4 Tbit/in2の密度を実現するために、高い異方性を持つFePtを使った磁気記録媒体の開発、及びFePt媒体においてエネルギーアシスト磁化反転の可能性について検討を行った。FePtと正の生成エントロピーを持つCr2O3を非磁性マトリックスに採用することにより、平均粒子径約6nm・アスペクト比1.5以上のFePt粒子がCr2O3によって良好に分断された均質な微細組織の作製に成功した。また、約6 kOeの保磁力を持つFePt-C媒体に高周波磁場を照射することにより、10GHzで約1.5 kOeの保磁力の低減が得られた
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