今後の研究の推進方策 |
今年度の方針としては、主にNb添加したチタン酸ナノチューブの酸触媒特性発現機構の解明と、Nb以外の金属イオン(Ta^<5+>,W^<6+>,Al^<3+>,Fe^<3+>など)の骨格内への導入、またはチタン酸ナノチューブの層間に多価金属イオン(Fe,V,Al,Cu,Sc等)を導入した新規固体酸触媒を合成する。また当これらの材料を用いて、炭素-炭素結合形成反応(Friedel-Craftアルキル化、アシル化、向山アルドール反応など)への応用を検討する。また、得られた成果をまとめ、国内および海外での学会発表を行い、国際学術雑誌に投稿する。
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