研究課題
若手研究(A)
人工化合物ライブラリーから極めて高い先天的なFreezing 行動の誘発活性を持つ一連の 匂い分子(恐怖臭)を同定した。先天的な恐怖情動の誘発に必須となる化学構造ルールを 初めて解明した。約1000種類のマウス全嗅覚受容体遺伝子の発現スクリーニング系を 構築し、恐怖臭と全嗅覚受容体の結合特異性を解析した。その結果、恐怖情動の誘発には 嗅覚受容体の特異性に加え、匂い分子の化学構造の特異性も必要である可能性を初めて解 明した。恐怖臭に対して特異的に応答する生物種を複数同定した。
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