研究課題
若手研究(A)
本研究では、付着器底部に生成される活性酸素の生成源となるNADPH oxidase (Nox)遺伝子の機能解析を行った。NoxはNoxAおよびNoxBの2コピーが存在し、NoxBのみが宿主侵入に関わっていた。Noxの発現パターン、細胞内局在性、ポラリソーム形成への影響などについて評価したところ、NoxBは付着器形成に伴って発現誘導され、付着器にそのタンパク質局在が認められた。また、noxBの欠損に伴い、付着器におけるアクチンの集積様式が攪乱された。さらに、Noxと相互作用するRacAの機能解析を行い、racAを欠損することにより、菌糸生育に多面的な異常が認められ病原性も喪失していた。
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