研究課題
若手研究(A)
本研究助成により、ストレスを受けたラットは4-メチルペンタナールとヘキサナールから構成される警報フェロモンを肛門周囲部より放出することを明らかとした。この2種化合物は同時に受容されると、分界条床核を活性化することで受容個体に不安を惹起することで、様々な不安反応を引き起こすことを明らかとした。また、ストレスを受けていないラットは揮発性の安寧フェロモンを放出し、受容個体の扁桃体の活性化を抑制することで、嫌悪条件刺激に対するストレスを軽減することを明らかとした。
獣医動物行動学