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2014 年度 研究成果報告書

初期化過程で出現する心筋前駆様細胞と光イメージングを用いた新規心臓再生療法の確立

研究課題

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研究課題/領域番号 23689041
研究種目

若手研究(A)

配分区分補助金
研究分野 循環器内科学
研究機関立命館大学 (2013-2014)
京都大学 (2011-2012)

研究代表者

川村 晃久  立命館大学, 生命科学部, 准教授 (90393199)

研究期間 (年度) 2011-04-01 – 2015-03-31
キーワード再生医学 / 幹細胞生物学 / 体細胞初期化
研究成果の概要

マウス繊維芽細胞に初期化因子を発現させiPS細胞を誘導する早期で発現する表面マーカーとしてSca1とCD34が同定された。興味深いことにSca1, CD34二重陽性細胞群は、iPS細胞へ初期化されることはほとんどなく、無血清条件で増殖因子添加により10回程度まで継代可能でありスフィア形成能を維持していた。このスフィアは、接着培養により自己拍動する心筋細胞へ効率的に分化した。さらに、免疫不全マウスへの移植実験と光イメージングにより腫瘍性増殖能に乏しいことも確認された。このように、Sca1, CD34二重陽性細胞群は、安全かつ効率的な心筋再生のための新たな細胞ソースになると期待される。

自由記述の分野

幹細胞生物学

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公開日: 2016-06-03  

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