研究概要 |
本研究ではTh1 細胞およびTh17 細胞の活動性を軸とした関節リウマチの病態の予測法の樹立を目的とした.患者836 人における 血清中のIFN-γおよびIL-17A の濃度測定を行い,またHLA-DRB1 多型およびTh17 細胞関連遺伝子の38 SNP のジェノタイピングを行った.臨床情報および各多型を説明変数として,ロジステック回帰分析を行ったところ,ROC 曲線のAUC が 0.887 であり,高い精度でIFN-γ高値群およびIL-17A 高値群の予測が可能であることが示唆された.
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