研究課題
若手研究(A)
内用療法に利用可能なα放射体の中で、半減期7.2時間の211Atは最も臨床応用が期待されている。しかし半減期が短いためその利用は大型サイクロトロン施設近辺に制限されている。本研究では、211Atの広範囲における国内実用化を目指し、有機溶媒抽出系を用いた211Rn/211Atジェネレータの製造を行った。核反応で製造した211Rnをターゲットから分離して有機溶媒中に捕集し、次に211Rnから成長する211Atを水溶液およびメタノール中に回収した。標的内に製造された211Rnは82%を有機相へ抽出することができ、また、211Rnから生成した211Atのメタノール溶媒への回収率は98%であった。
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