研究課題
若手研究(A)
200例以上の食道扁平上皮癌のLINE-1メチル化レベルを解析し、LINE-1低メチル化症例は予後不良であることを明らかにした。CGHアレイ解析の結果、LINE-1低メチル化症例では、CDK6など癌関連遺伝子を含む領域において高頻度にコピー数の増幅・欠損を認めた。食道癌128例の免疫染色を行った結果、CDK6発現症例は統計学的に有意ではないものの予後が不良であり、またCDK6発現を交絡因子として解析したところ、LINE-1低メチル化の予後に対する影響は減弱した。LINE-1低メチル化症例においては、CDK6に代表とされるような癌関連遺伝子の増幅がおこり、悪性度の獲得に繋がっていると考えられた。
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