研究課題
若手研究(A)
脈絡膜血管新生(CNV)病の病態制御とマクロファージ分化との関連についての研究である。制御性サイトカインIL-27は活性化マクロファージのVEGF発現を抑制しCNVを抑制していた。VEGF産生源としてM2マクロファージ(M2)が重要だが、IL-27はM2の分化または活性化を制御しCNVを抑制する可能性がある。次に内因性炎症励起因子であるHSP70がTLR2、TLR4を介し、網膜下線維瘢痕化を抑制することを明らかにした。M2はTLR4を介し癌関連線維化を促進する報告があるが、HSP70による抑制はM2ではなく網膜色素上皮細胞が主で、その抑制には制御性サイトカインIL-10の産生を介していた。
すべて 2013 2012 2011
すべて 雑誌論文 (11件) (うち査読あり 9件) 学会発表 (13件) 図書 (5件)
Plos One
巻: Vol .8, No. 12 ページ: pp. e80288
10.1371/journal.pone.0080288
Inflamm Regen
巻: Vol. 33, No. 5 ページ: pp. 261-268
http://www.jsir.gr.jp/journal/Vol33No5/pdf/0261-0268.pdf
Ophthalmology
巻: Vol. 120, No. 9 ページ: pp. 1761-1768
10.1016/j.ophtha.2013.02.020
巻: Vol. 8, No. 6 ページ: pp. e68173
10.1371/journal.pone.0068173
J Immunol
巻: Vol. 190, No. 4 ページ: pp. 1778-1787
10.4049/jimmunol.1202495
巻: Vol. 8, No. 1(1371/journal.pone.0053338) ページ: pp. e53338
J Leukoc Biol
巻: Vol. 91, No. 2 ページ: pp. 267-273
10.1189/jlb.1110603
日本眼炎症学会雑誌
巻: 第14巻 ページ: pp. 5-10
Am J Pathol
巻: Vol. 179, No. 6 ページ: pp. 2798-2809
10.1016/j.ajpath.2011.08.035
Invest Ophthalmol Vis Sci
巻: Vol. 52, No. 9 ページ: pp. 6089-6095
10.1167/iovs.10-5189
日本眼薬理学会雑誌
巻: Vol. 25, No. 1 ページ: pp. 58-61