研究課題
若手研究(B)
サンプル可能な加法的通信路という通信路モデルを導入し、この通信路における誤り訂正の可能性と限界を明らかにした。サンプル可能とは多項式時間で計算可能という意味であり、加法的というのは符号や符号語の知識を使わずに誤りが付加されることを意味する。サンプルされる分布が線形空間を成す場合、効率的に線形符号で訂正することができる。オラクルで相対化された状況では、エントロピーが小さいにもかかわらず効率的にシンドローム復号ができないサンプル可能な分布が存在することがわかった。サンプルされる分布が小バイアスの場合、バイアスの大きさと訂正可能なレートの限界に関係性があることがわかった。
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巻: (to appear)