次年度の研究費の使用計画 |
得られた結果を順次論文にまとめ、国際会議や学会にて発表するための旅費を研究費から支出する。具体的には、評価の高い国際会議である、SODA(主に北米にて開催), ESA(主に欧州にて開催), ICALP(主に欧州にて開催), ISAAC(主にアジアにて開催), COCOON(主にアジアにて開催), STACS(次年度はフランスにて開催)などでの発表を行う。学会発表の場としては、LAシンポジウム、情報処理学会アルゴリズム研究会、電子情報通信学会コンピュテーション研究会、およびオペレーションズリサーチ学会を予定している。さらに、研究打ち合わせが必要な場合は適宜研究費から支出する。雑誌の別刷りについても研究費から支出する。掲載料が必要な学術雑誌(例えばオンラインジャーナル MDPI Algorithmsなど)に論文を投稿する際は、掲載料を研究費から支出する。 多状態スキーレンタル問題の競合比の下界を明らかにする計画であるが、これをさらに進めて一致する上下界を求めようとすると、非線形計画問題を解くことが必要である。これを遂行するため、NUOPTやMathematicaなどのパッケージを購入して行う。Mathematicaについては有償サポートの費用も研究費から支出する。また、非線形計画問題の求解を論文執筆用パソコンの上で動作させると膨大なリソースを消費し支障をきたすので、計算については専用のパソコンを購入しその上で行う。 一般化ハフマン木問題の最適解の視覚化ツールについては、グラフクラスライブラリや整数計画のフリーソフトパッケージを組み込む予定であるため、これら既存ソフトウェアの仕様を習得した上での開発となる。開発の一部を委託する場合があり、その際は謝金を研究費から支出する。
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