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2013 年度 実績報告書

逐次的拡張に基づくドメイン特化型言語の実現手法の研究

研究課題

研究課題/領域番号 23700043
研究機関法政大学

研究代表者

佐々木 晃  法政大学, 情報科学部, 准教授 (90396870)

キーワードソフトウェア学 / プログラム処理系 / ドメイン特化型言語 / コンパイラ生成系
研究概要

本課題の目標は、新規のドメイン特化型言語(DSL)およびその処理系の実装を効果的に得るために、逐次的、段階的に既存言語を拡張するアプローチ(逐次的拡張)について研究し、その応用となるDSLシステムを開発することである。平成25年度の成果は、(1)逐次的に既存言語を拡張するフレームワークの提案、(2) 逐次的拡張手法のシミュレーションシステムへの適用に関する研究である。(1)逐次的に既存言語を拡張するフレームワークの手法の提案に関して、昨年度に引き続き、ビジュアル言語による言語処理系設計システムの研究を進め、実際に逐次的言語拡張に必要となるフロントエンドシステムを開発した。本システムは、ブロック型のビジュアルインタフェースによるDSLの言語要素をGUIによって定義できるものである。また、このツール上で言語要素を組み合わせることで、新しい言語要素を生成できる機能を備える。(2) 逐次的拡張手法のシミュレーションシステムへの適用に関する研究では、「役割指向プログラミング」を逐次言語拡張の核となる概念として応用できることを示した。この手法の応用研究として、「社会シミュレーション言語SOARS」をドメイン特化型言語の例として作成し、さらにこのドメイン特化型言語を逐次的に拡張することによってネットワークシミュレーションを実現する言語を実現した。本手法の応用としてさらに、エンタープライズシステムの設計と実装手法への応用研究を行った。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2014 2013

すべて 学会発表 (4件)

  • [学会発表] Role Stage Model for Design and Implementation of User-Centric Business Applications2014

    • 著者名/発表者名
      V. Kathambari, Akira Sasaki
    • 学会等名
      The 2014 International Conference on Computational Science and Computational Intelligence
    • 発表場所
      Hotel Monte Carlo, Las Vegas, Nevada (米国)
    • 年月日
      20140310-20140312
  • [学会発表] 役割指向テンプレートジェネレータを用いたゲーミングシミュレーション開発手法の提案2014

    • 著者名/発表者名
      女部田 雅俊, 佐々木 晃, 市川学
    • 学会等名
      第5回社会システム部会研究会
    • 発表場所
      大濱信泉記念館(沖縄県石垣市)
    • 年月日
      20140305-20140306
  • [学会発表] 役割指向テンプレートジェネレータを用いたエージェントシミュレーション実験環境の構築手法2013

    • 著者名/発表者名
      女部田 雅俊, 佐々木 晃
    • 学会等名
      第12回情報科学フォーラム(FIT2013)
    • 発表場所
      鳥取大学(鳥取県鳥取市)
    • 年月日
      20130904-20130906
  • [学会発表] ビジュアルブロックによる役割指向シナリオテンプレートエディタの設計と開発2013

    • 著者名/発表者名
      栗原あずさ, 佐々木晃
    • 学会等名
      第12回情報科学技術フォーラム(FIT2013)
    • 発表場所
      鳥取大学(鳥取県鳥取市)
    • 年月日
      20130904-20130906

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公開日: 2015-05-28  

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