環境変動への耐性と低消費電力を両立した大規模ネットワークを構築することを目的とした検討を行った。検討では、物理ネットワーク上に論理ネットワークを構成することを考える。そして、論理ネットワークに使用されなかった機器の電源を落とすことにより、低消費電力化を図る。 本研究課題では、論理ネットワーク制御手法では、少ない論理リンクの追加で、想定外の需要変動にも対応可能な論理ネットワークを構成する手法を提案した。また、物理ネットワーク構成手法では、チップ内ネットワークを想定し、低消費電力で通信需要を収容可能なように、回線交換スイッチを有効利用したネットワーク構造を提案した。
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