研究課題
若手研究(B)
本研究では端末の多様性に対応するため,端末固有の特性が生じやすい電波強度を直接位置推定に用いず,端末間の通信の可否を利用して位置を推定する方式を考案した.位置推定法の設計にあたり,人間の対象認識特性を考慮した位置推定の精度を表す指標を考案し,求められる精度について検討を行った.提案する位置推定法では,最大電波到達距離を緩やかな制約として利用することで,端末の多様性に対する堅牢性を向上させる.制約の緩和による精度低下を補うため,地図情報や最大移動速度情報を付加的情報として利用している.シミュレーションによる評価の結果,最大無線到達距離の70%程度の精度で推定可能なことが分かった.
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