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2014 年度 実績報告書

スマートフォン及びタブレットを用いたピクトグラム利活用に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 23700126
研究機関青山学院大学

研究代表者

伊藤 一成  青山学院大学, 社会情報学部, 准教授 (20406812)

研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2015-03-31
キーワードスマートフォン / タブレット / ピクトグラム / 情報教育 / 情報リテラシー
研究実績の概要

スマートフォンやタブレットの急速な普及に伴い,情報機器との関わり方に関するリテラシが注目されている.スマートフォン自体の可搬性に加え,プッシュ通知アプリケーションの増加やSNSの普及とも相まって,不意に別の作業に移行してしまったり,スマートフォンの過度な使用が健全な生活活動自体を脅かしうるといった社会問題が発生している.そこで,知識注入型の啓蒙教育や,禁止や抑制による強制的方策が主に取り入れられている.しかしモバイルネット社会がすでに浸透した現在,日常利用の中で不意な操作や行動に対して気づきを与えつつ,自律的に情報機器やSNSとの関わり方を考えるのが望ましい.これを目的としたシステムGOSEICHOを開発した.GOSEICHOでは人型のピクトグラムを情報提示やインタラクションに利用しているのが特徴である.利用者の持つ知識や状況,能力により具体的な人物を想起つつ情報機器利用に関する行動規範を醸成する.GOSEICHOはWebアプリケーション形式で実装しており,わずか数百行ほどの単一のHTMLファイルである,近年ではSPA(Simple Page Application)と呼ばれる全ての処理を単一のページで完結させるアプリケーションアーキテクチャーが普及している.GOSEICHOは,HTML5の新機能,CSS, JavaScriptの学習コンテンツとしての用途も意識して実装している.指定されたURIにブラウザでアクセスするだけで利用できる.当コンテンツは既に一般に公開(URIはhttp://goseicho.com)しており,ユーザは自由に利用できる.

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2015 2014 その他

すべて 学会発表 (4件) 備考 (1件)

  • [学会発表] 内省と協調により情報リテラシを育むコンテンツ GOSEICHO(ご清聴,互成長)2015

    • 著者名/発表者名
      伊藤一成
    • 学会等名
      情報処理学会研究報告 コンピュータと教育 CE130
    • 発表場所
      盛岡
    • 年月日
      2015-06-06
  • [学会発表] HTML5を体感的に学習できるコンテンツGOSEICHO (5成長)2015

    • 著者名/発表者名
      伊藤一成
    • 学会等名
      シンポジウム「モバイル’15」モバイル学会
    • 発表場所
      名古屋
    • 年月日
      2015-03-13
  • [学会発表] PC やスマートデバイスの日常利用に 気づきを与えるシステム GOSEICHO の拡張2014

    • 著者名/発表者名
      伊藤一成
    • 学会等名
      情報処理学会研究報告 コンピュータと教育 CE126
    • 発表場所
      奈良
    • 年月日
      2014-10-12
  • [学会発表] 気づきと想起を促すモバイル端末活用教育2014

    • 著者名/発表者名
      伊藤一成
    • 学会等名
      第3回日本デジタル教科書年次大会
    • 発表場所
      新潟
    • 年月日
      2014-08-16 – 2014-08-17
  • [備考] GOSEICHO

    • URL

      http://goseicho.com

URL: 

公開日: 2016-06-01  

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