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2013 年度 実績報告書

レシピからの調理行動モデル生成と個人適応型調理支援の実現

研究課題

研究課題/領域番号 23700133
研究機関大阪工業大学

研究代表者

宮脇 健三郎  大阪工業大学, 情報科学部, 講師 (30585005)

キーワード調理動作認識 / 調理支援 / モデル生成
研究概要

本研究の目的は,計算機が人間の調理行動を認識し,状況に応じた支援をおこなうために,レシピから調理行動認識用モデルへの変換手法を確立することである.
平成25年度は前年度で構築していた「物を置く」「食材を混ぜる」といった調理動作の認識方式,および食材の見え方の変化を検出し加熱の進行度合いを認識する方式を統合し,レシピの最初から最後まで,調理がどの段階まで進んでいるのかを認識できるようにした.
ホットケーキのレシピを例題として,牛乳,ホットケーキミックスといった材料を取り出し混ぜている動作,ホットケーキをフライパンに注いでいる動作,ホットケーキの加熱がどの程度進んだか,といった調理の進行を認識するためのモデルを生成し,そのモデルに基づいて,3次元センサやカメラ,加速度センサから出力されるデータを利用し,調理の進行を認識することができた.
加えて,システムとユーザのインタラクションに利用するエージェントも作成し,認識結果を送信することで,調理の進行に応じたレシピを自動的に表示したり,後どの程度の時間加熱すればよいかといったアドバイスを提示したりすることも可能とした.
以上の研究成果は,国際会議で2件の論文としてまとめて,発表した.

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2014 2013

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] Cooking Support System Using Networked Robots and Sensors2014

    • 著者名/発表者名
      Kenzaburo Miyawaki, Yuki Inoue, Sathoshi Nishiguchi, Motoyuki Suzuki, Yuta Muraki and Mutsuo Sano
    • 学会等名
      2014 International Conference on Computational Science and Computational Intelligence (CSCI 2014)
    • 発表場所
      ラスベガス(アメリカ)
    • 年月日
      20140310-20140312
  • [学会発表] A Study of Cooking Assistant Agent using Multi Sensor2013

    • 著者名/発表者名
      Kenzaburo Miyawaki, Satoshi Nishiguchi and Mutsuo Sano
    • 学会等名
      2013 1st International Conference on Information Technology and Electronic Commerce (ICITEC 2013)
    • 発表場所
      ハルビン(中国)
    • 年月日
      20131228-20131229

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公開日: 2015-05-28  

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