研究課題
若手研究(B)
両耳での音圧情報を再現することによって立体的な音響再生を行う聴覚ディスプレイを実現することが可能である。両耳での音圧情報には耳介形状に起因する個人差が含まれており、聴覚ディスプレイの高精度化には両耳での音圧情報の個人差を補償する必要がある。しかし、この個人差を生じさせる要因は明らかにされていない。そこで、本研究では、耳介のどの部位が知覚上重要な個人差を生じさせているのかを明らかにするために、耳介周辺の音場を数値シミュレーションと耳介模型による測定によって詳細な検討を行った。検討の結果、耳介上部の形状が個人差を生じさせる主要な要因の1つであることが明らかとなった。
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http://www.cs.shinshu-u.ac.jp/~otani/