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2012 年度 実績報告書

複数AR端末の協調三次元センシングに基づくコミュニケーション支援情報の提示

研究課題

研究課題/領域番号 23700147
研究機関大阪大学

研究代表者

池田 聖  大阪大学, 基礎工学研究科, 助教 (40432596)

キーワード拡張現実感 / 遠隔協調
研究概要

本研究では、自由に移動する複数のカメラ映像から実時間で環境の形状を推定し,得られる三次元環境モデルを利用することで,人手によりモデルや物体に関する情報が与えられていない環境において,コミュニケーションを支援する情報を直感的に入力および提示できる拡張現実感(AR)技術を開発した。具体的には,予めモデルや物体に関する情報を与えることの出来ない災害現場を想定し,レスキュー隊など現場の複数の作業者が持つAR情報端末の協調的な映像解析を通して,災害現場の状況に応じて注目物体の強調表示や目的箇所への接近経路などの支援情報を提示するシステムを開発した.
また、情報端末上に表示される実画像を利用者の視点位置に合わせて、実環境とシームレスになるように描画することで、システム使用による作業効率の向上を確認し、その手法有効性を実証した.特に,三次元復元の初期化において、スケールを自動的に推定する技術を開発し、限られた環境内ではスケール推定が可能であることを確認した。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2013 2012

すべて 学会発表 (4件)

  • [学会発表] Rough Scale Estimation in SLAM for Desktop Enviroments2013

    • 著者名/発表者名
      SASAKI Takayuki, IKEDA Sei, IWAI Daisuke, and SATO Kosuke
    • 学会等名
      Korea-Japan Workshop on Mixed Reality (KJMR2013)
    • 発表場所
      沖縄
    • 年月日
      20130512-20130514
  • [学会発表] カメラ内蔵タブレット型拡張現実感における実画像幾何補正2013

    • 著者名/発表者名
      冨岡誠,池田聖,佐藤宏介
    • 学会等名
      日本バーチャルリアリティ学会複合現実感研究会
    • 発表場所
      京都
    • 年月日
      20130123-20130124
  • [学会発表] シーン中の周期構造を用いた多視点3次元復元のためのスケール推定2012

    • 著者名/発表者名
      佐々木貴之,池田聖,岩井大輔,佐藤宏介
    • 学会等名
      ビジョン技術の実利用ワークショップViEW2012
    • 発表場所
      京都
    • 年月日
      20121106-20121107
  • [学会発表] 周期構造を手がかりにした3次元計測のための拡張現実感システム2012

    • 著者名/発表者名
      佐々木貴之, 池田聖, 岩井大輔, 佐藤宏介
    • 学会等名
      第56回システム制御情報学会研究発表講演会
    • 発表場所
      京都
    • 年月日
      20120521-20120523

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公開日: 2014-07-24  

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