研究概要 |
デジタルアーカイブ化された文化財をより自然な形で展示するには,直接インタラクション可能なシステムを実現する必要がある.しかしながら,鑑賞者がデジタル文化財にインタラクション可能な範囲は触力覚デバイスの構造およびグリップの可動範囲に大きく依存するため,システムのマルチスケール化および,より高い没入感を得るためのシステムの大型化が大きな課題となる.また,いかに視触力覚提示において提示精度を落とさずリアルタイム性を確保するかが課題となる.そこで本研究では,大型で立体的な織物文化財を対象とした展示システムの開発を行った.
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