研究課題
若手研究(B)
自己の潜在的状態への気づきは,いつ生まれるのであろうか?それを探るアプローチの一つとして,他者の興味,関心を理解するプロセスの一つである共同注視を自己と行う注視模倣インタラクションを提案している.本研究では,ユーザの注視行動を擬人化エージェントが同期同調して模倣するGaze Mirroringを設計した.そして,ユーザがディスプレイに提示された複数の視覚対象から好みのものを選択する状況において,興味を持つ対象への注視持続時間が有意に増加することを確認した.また,本研究を通じて,人間の認知状態と注視行動および視覚環境コンテキストとの間の関係をモデル化するための数々の有用な知見を得た.
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IEICE Transactions on Information and Systems
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情報処理学会論文誌
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