カーネル法に基づく複雑な時系列の分析手法の開発

2011 年度 実施状況報告書

• 研究課題/領域番号: 23700172
• 研究機関: 京都大学
• 研究代表者: CUTURI Marco 京都大学, 情報学研究科, 准教授 (80597344)
• 研究期間 (年度): 2011-04-28 – 2013-03-31
• キーワード: 国際研究者交流

研究概要

第28機械学習国際会議(International Conference in Machine Learning, ICML, June 2011)に、単著として、"Fast Global Alignment Kernels"と言う論文を発表しました。機械学習研究雑誌(Journal of Machine Learning Research, JMLR)にArnaud Doucet（University of Oxford) と一緒に書いた論文(Autoregressive Kernels for Time Series)を提出して、"accepted pending minor revisions"と言う評価を頂きました。第29機械学習国際会議(International Conference in Machine Learning, ICML, June 2012)のカーネル手法ワークショップにInvited Speakerとして招待されまして、この科研費のプロジェクトを発表します。

現在までの達成度 (区分)

1: 当初の計画以上に進展している

理由

機械学習の分野の中で、有力な国際会議で論文を発表しました。機械学習の分野の中で一番有力な雑誌で論文を提出して、高い評価を頂きまして、発表出来る可能性が高い。

今後の研究の推進方策

INRIA Grenoble（フランス）のZaid Harchaouiとの協力を強める。Ecole Polytechnique(フランス)のAlexandre d'Aspremontと半正定値計画法を持って新しいコインテグレーションの手法をNIPS会議に提出する。Oxford University(英国)のArnaud DoucetとAutoregressive Kernelについての研究を進ませる。

次年度の研究費の使用計画

サーバー(Mac Pro)を購入するヨーロッパ (ICML６月,又９月出張アメリカ（NIPS)出張ノートパソコン

研究成果

• [学会発表] Kernel Methods for Time Series (2012)
  • 著者名/発表者名: Marco Cuturi
  • 学会等名: 29th International Conference on Machine Learning (ICML), Kernel Methods Workshop(招待講演)
  • 発表場所: Edinburgh, UK
  • 年月日: 2012 – 0701
• [学会発表] Fast Global Alignment Kernels (2011)
  • 著者名/発表者名: Marco Cuturi
  • 学会等名: 28th International Conference on Machine Learning (ICML)
  • 発表場所: Bellevue, Washington, USA
  • 年月日: 2011 – 0630